細い胃カメラで負担を軽減
吐き気・苦痛が少ない鼻からの胃カメラ
現在ある内視鏡の中で最細径である5.2mmのPENTAX社EG16-K10を使用し、経鼻挿入する際の患者様の負担を軽減します。
鼻からの胃カメラの3つのメリット
- ●吐き気・苦痛が少ない
- カメラの径が細いため痛みが少なく、内視鏡が舌根を通らないので、嘔吐反射をほとんど感じず検査を受けることができます。
- ●検査中に会話が可能
- マウスピースを咥えないので、検査中に会話が可能です。万が一苦しくなった場合や異変を感じた場合すぐに対処できます。
- ●体への負担が少ない
- 咽頭部を麻酔する必要がなく、局所麻酔薬(キシロカイン)が比較的少量であるため、体への負担が比較的少なく、検査後に仕事も可能です。
胃カメラでわかる主な病気
- 部位
- 症状
- のど
- 咽頭がん/喉頭がん
- 食道
- 食道がん / 食道静脈瘤 / 逆流性食道炎
- 胃
- 胃がん / 胃ポリープ / 胃粘膜下腫瘍 / 胃炎 / 胃潰瘍 / ピロリ菌感染症
- 十二指腸
- 十二指腸潰瘍 / 十二指腸ポリープ / 乳頭部腫瘍
こんな症状の方は検査を
- ●喉や胸につかえ感、胸焼け
- ●吐き気・胃もたれ、みぞおちの痛み
- ●黒色の便が出る
- ●体重が減少する
- ●検診のバリウムで異常を指摘された
- ●ピロリ菌陽性、または除菌後
検査の流れ
検査前日
夕食は午後9時頃までに済ませ、それ以降は何も食べないでください。なるべく消化のよい食事をお勧めします。水分は就寝前まで適度に摂ってかまいません。
検査当日
飲食(水を除く)、薬の摂取は避けてください。 検査終了まで食事は一切摂れません。※常用薬を服用されている方は、事前に医師にご相談ください
来院後:受付を済ませ検査室に移動し、消泡剤(胃の壁をきれいにする、やや苦い白い液体)を飲みます。
検査中
局所麻酔を塗ったチューブを鼻孔(鼻の通り道)に通して、内視鏡の通り道の確認と麻酔を行います。
※局所麻酔薬のアレルギーの方は事前にお伝えください。※検査時間は前処置開始から検査終了まで15~30分程度です。
検査後
撮影した画像をモニターで確認しながら検査結果の説明を受けます。検査が終了して局所麻酔の効果が薄れたら飲水から開始し、食事をすることができます(検査後30~60分が目安)。※来院から会計終了までおよそ1時間程度とお考え下さい。※検査費用は検診扱いか保険扱いか(健康保険の負担の割合)によって異なります。詳しくは受付までご相談下さい。